人生で大切なことはすべて、ダンスが教えてくれた
こんにちは、ハヤトです!
今日はちょっと変なタイトルです。笑
今日で、オンライン朝活 11日目。
だいぶ慣れてきましたけど、それでもまだ無理やり起きてる感じです。
特に昨日は、寝るのが2時半くらいだったので、6時起きはつらいっすね。
3時間半です。目ぇめっちゃ充血してる。笑
まあでもここは気合いですね。
今日1日はめちゃくちゃ眠いけど、今晩はもう速攻で寝付けるはずなんで。
今晩は22時までには寝たい。8時間睡眠。取り戻せる感じします。
そんなこんなで、そこそこ朝型の生活に変わってきました。
で、今日は
僕がビジネスするようになって、いろいろ大事なことって
やっぱり思う部分があるんですけど、
これめちゃめちゃ大事やん!ってところをシェアします。
で、しかもそれ、僕は学生時代にやっていたダンスで
すでに学んでいたって話。
ダンスのアレと、ビジネスで大事な要素、これ一緒やん!
ってなったので、めっちゃ自分の中でしっくりきて、
すごい腑に落ちた瞬間があったんですね。
だから今日はそんな僕の恥ずかしい体験談を語ります。
僕は高校生の時からダンスをやってたんですね。
ストリートダンスのPOPっていうジャンルです。
マイケルジャクソンのやってるムーンウォークとか
ロボットダンスみたいな不思議な動きを取り入れたダンスです。
で、僕は大学時代はダンスばっかやってたんですけど、
ダンス上手くなりたいと思った時に
Youtubeで有名なダンサーの動画をたくさん見てマネしまくってたわけですよ。
技とかステップとか、音の取り方とかまるまるパクっていくわけです。
で、それである程度はスキルとかできるようになるんですけど、
いろんな人のいろんなスタイルをごちゃ混ぜにやってるんで、
なんか自分が本当に目指すべきスタイルとか理想がよくわからんくなるんですよ。
なんかスタンスがブレブレになっていくわけです。
で、結局迷子になります。
自分はどんなダンスがしたいのか?
で、悩んでるうちになんか最近あんまダンス楽しくねー、みたいな。
みんな自分のスタイル持って自分の感性で表現しててすげーなー
俺は人の真似ばっかで、なんもないわーやばいわー
ダンス楽しくないわー、みたいな。
これダンスやってる人にはめちゃくちゃ共感してもらえるあるあるなんです。笑
で、結局自分はどんなダンスがしたいんだっけー?
と自分の軸がブレブレになってた時期に、
僕が当時めちゃめちゃお世話になってたナベさんという方
(大阪のダンスの世界では結構有名な人)にこんなことを言われました。
「ハヤト、いろんなこといろいろ練習するんも大事やけど、
足し算ばっかじゃなくて引き算してみ。
シンプルなことでええねん。 ”マイナスの美学や” 」
・・・はぁ~~~。。。
なんかめっちゃ深いこと言われてる、確かになんとなくわかる気がする。
でもまだ腑に落とせない。。。という感じ。
でも、その人の踊りは確かにめっちゃシンプルなんです、
でも、めっちゃカッコイイ。超説得力がありました。
前からこの人の踊りは難しいこともやらんし、
シンプルやのになんでこんなかっこいいんや~!
と思ってたけど、僕は何でそう感じるのか、その本質は分かってなかったんです。
カッコイイと思って、表面的な動きとかマネしてたんですけど、
なんかイメージと違うな~と思ってたんです。
その違和感の正体を教えてもらった感じでした。
マイナスの美学か~。と。
確かにいろいろ足していくことも大事。
でも、自分の大事にしたいこと、好きなこと、
ここだけは譲れない!というこだわり
そういうところにポイントを絞って、そこを魅せることに全力を注ぐ。
そのクオリティを上げていく。
余計なものはそぎ落として、シンプルに。
なるほどな、と。
確かに、いろいろマネしてやりまくってると、
その中でもなんか好きだな~とか、しっくりくるものと、
なんかこれは自分的には違うな~みたいなのに分かれてきます。
で、当時の僕はしっくりこないやつも全部やりまくってたわけですね。
で、結果ブレブレてぐちゃぐちゃに。
だから、一回そういうのをやめてみました。
シンプルに。大事にしたいもの、こだわりを持つ、ということをやってみた。
シンプルに。
シンプルに。
こだわり。
引き算。
マイナスの美学。。。
・・・いやいや、削ぎ落としてみたら
自分の大事にしたいことわからへん!!泣
そうなんです。
僕はそれまでいろんなモノを広く浅くやってきたから、
自分の踊りはこだわりがなかった!!!ってことに気がつきました。
だから人に伝わる説得力のあるダンスができなかったんや!
で、どうしよう。
今度は何をこだわったら良いのかわからなくなった。。。
また迷子です。
そんな風になってた時に、またナベさんにこんなことを言われました。
「ハヤト、ベーシックちゃんとやってるか?」
ベーシックっていうのは基礎ですね。
ダンスの基礎。ダンス始めた時に一番最初にならう
リズムトレーニングとか一番シンプルな動きとかです。
で、僕はこういうのはもう自分はできてると思ってめっちゃおろそかにしてました。
だって、基礎の練習ってめっちゃ地味なんですよ。
僕は憧れのダンサーをYoutubeで見ては、
カッコイイ技とかステップを真似してきたわけですよ。
基礎とかもうええでしょ。って思ってました。
マジでこの頃の自分は勿体無い考え方してたな~って思います。
タイムマシンがあったら、行ってぶん殴ってやりたいなとすら思います。
で、そんな僕を見たナベさんは、僕をぶん殴るわけではなく、
めちゃくちゃ優しく、教えてくれたわけです。
でも、もちろん表面的には殴ってはないですが、心の中というか、
自分の軸みたいなものはかなりガツンと殴られたような感覚でした。
それまでの自分は間違ってたのか。。。何やってたんやろ、みたいな。
で、そこから僕はナベさんにベーシックの大切さと深さをいろいろ教えてもらいました。
大学の4年間、僕はひたすらナベさんにベーシックについていろいろな角度から教えてもらいました。
いろんな技とかやりません、ひたすら基礎を突き詰めてこだわりまくります。
僕が、「自分はもう出来てるわ~!」と勝手に思っていた
“ベーシックの本質”をいかに理解していなかったか、その深さを知りました。
僕らは毎週毎週、金曜日の夜中に集まってそのまま朝方まで練習して、
外が明るくなった頃に解散する、っていうのをずーっと毎週やってました。
そして、ナベさんには毎週夜中から朝方まで練習に付き合ってもらってましたが、
そのすべてがめっちゃ濃密な時間でした。
毎回、自分の中のダンスの価値観がひっくり返るようなことの連続ですからね。
ベーシックってこんなに大事だったのか。。。
こんなに本質的で、すべての動きにつながっていたのか。。。
で、この価値観を理解して練習するようになってから、不思議なことが起こり始めました。
地味なベーシックばかり練習していたのに、
練習しなくなった他のステップとかもなぜか上手くなった!と言われるようになってきたんです。
はて?なんでだ?
ステップとかスキルとか全然練習してないぞ??
今なら分かるんですが、
ベーシックってのは要するに、ダンスの「本質」です。肝です。
すべての動きに通ずるグランドセオリーです。
だからベーシックを練習していけば、ダンス全体が進化していきます。
今まで表面的に真似していただけの技に本質・深みが増します。
だからダンス全体のレベルが上がるわけですね。
やばい。ベーシックやばい。
めっちゃ奥が深い。
やればやるほどその途方もない深さと、素晴らしい世界を知るわけです。
このダンスの体験から、僕は知ったわけです。
いかに本質が大事か。
目の前の楽しいことだけに囚われて、本質的なことから目を背けてはいけない、と。
今の僕のビジネスの考え方も基本はこの考え方です。
本質的なことから目を背けずに、大事にしたいことを大事にして、
クオリティを上げていく。そしたら全体としてレベルが上がっていくわけです。
小手先の技術やツールではなくて、本質的なレベルを上げていくのが大事なんです。
だからそこにポイント絞りましょう。
そのポイントを明確にして、そこにエネルギー注ぎましょう。
ってことを僕はずっと言っています。
これはビジネスだけでも、もちろんダンスだけのことでもありません。
それらに限定せず、何にでも言えることです。
そういった本質的な学びを僕はたまたま「ダンスを通じて」学んだわけです。
僕のアイデンティティ、こだわりを作ってくれたものの多くは、ナベさんです。
ナベさんは僕のダンスの師匠ですけど、同時に人生の師匠でもあります。
ご本人には恥ずかしくて、まだここまで伝えたことないですが、、、笑
でも今度会ったら、ちゃんとお伝えしたい思います。
僕はナベさんからダンスを通じて、人生すべてに通じるものを教えてもらいました。
ベーシックの深さ、ベーシックは本質であるということ、シンプルなものの美しさ、
それが今の僕のビジネスに活きています。
いや、ビジネスだけじゃありません。人生すべてにおいて活きています。
本当にいくらお礼を言っても言い足りません。
てか、なんかこれ書いているうちにめっちゃナベさんに会いたくなってきました。(笑)
今日はそんな、「ハヤトはなぜ本質!本質!ってしつこく言うのか?」
っていうエピソードでした。
こういう何かを通じて、他にも通じる大事なことを学ぶって誰にでもあります。
部活やスポーツを通じて学ぶ人もいれば、勉強を通じて学ぶ人もいれば、
ゲームや漫画から気づく人もいます。
そのパターンはいろいろですが、結局たどり着くところはほとんど同じだったりします。
だからグランドセオリーなんですね。
野球をひたすら極めていったイチローと、
脳科学をひたすら極めていった科学者が、全く同じようなことを言う、みたいな感じです。
それぞれ、全然違うフィールドを通じて、同じ一つの真理にたどり着いたってことです。
僕はいつも人の相談に乗りながら、
その人がどんなことを通じて、本質を見つけようとしてるのか?
ってところを意識して話を聞いています。
結局大事なものは同じなんだけど、
そこにたどり着くまでのルートはみんな違うので、
その人がどんなルートを通ってそこに向かっているのか?
を感じながら話を聞きます。
それを感じ取れたら、あとはそのルートを進んでいくのに進みやすいように
一緒に手を取ってお手伝いをする、みたいな感覚でやってます。
こうやって具体的な事例から、抽象的な真理を理解して、
そしてそれをまた別の全く違う具体的なフィールドで表現する。
っていう抽象と具体を行き来するのが大事です。
ではでは。
P.S. 抽象と具体の話は超大事な考え方(いわばビジネスの肝!)なので、
またどっかで詳しく話しますね。
動画コンテンツ配ろうかな。
それでは。
ハヤトでした!