これまでのブランディングはもう古い!? 新時代のブランディングを考える

 

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コンサルやコーチング、または心理カウンセリングを中心に活動する26歳。
得意なことは人の話を誠心誠意聞くこと。
特徴:とにかく顔が濃く、10人中9人からは平井堅に似ていると言われる。中学時代に先輩につけられたあだ名は「イラク戦争」
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ハヤト

こんにちは、HAYATOです。

 

今回は ブランドの世界観作り、【ブランディング】に関することをお伝えしたいと思います。
これまで成果が出ていたブランディングと
これからの時代のブランディングは少し変わってきています。

今までのブランディングが間違っていたか?というとそうではなくて、
なぜかというと時代そのものが変わってきているからなんです。

これからはその時代の変化に合わせたブランディングが必要になります。

 

じゃあどんな風に時代が変化しているのか?
今日はそこを伝えていきたいと思います。

 

細かいことは置いておいて、大事なポイントは1つだけです。
キーワードは、【関係性のシフト】です。

ここを理解していないと、ブランドの方向性を大きく間違えてしまうのでここは超重要なポイントです。

 

今までの時代は、人と人との関係性は【縦の関係】でした。
それが今の時代(正確には十数年ほど前から)は、【横の関係】にシフトしてきています。

 

これからの時代をビジネスで成功しようと思ったら、
ブランディングはこの【横の関係】を意識した土台作りがとても大切になってきます。

 

 

それでは、それぞれの時代についてもう少し詳しく説明していきます。

下の画像をみてください。

 

スクリーンショット 2015-09-22 15.26.48

 

 

縦の関係 の時代

 

この時代は、いかに相手より上にいくか?が大事でした。

別の言い方をすると、いかに「普通」から離れるか?ということです。

 

・いかに普通と違うか?
・いかに他のブランドと違うか?
・いかに自分たちが最先端か?洗練されてるか?

 

 

つまりある意味では、「普通」である一般庶民から いかに離れるか? がブランディングでした。

これが【カリスマ性】の時代です。

 

カリスマモデルやカリスマスタイリスト、カリスマ美容師などがたくさん登場したのもこの時代です。

ちょっと言い方は悪くなりますが、いかに一般庶民と離れて自分たちがすごいか?を見せていました。

たしかにこの時代ではそれがひとつの魅力になっていたんです。

 

だけどこれが時代が変わってきて、だんだん【横の関係】になってきました。

 

横の関係 の時代

 

【横の関係】の時代は 逆にどれだけ近づいていくか? が魅力になる時代です。

 

すごさやいかに違うかをアピールするのではなく、

 

・どうやったら自分に似合う服を見つけられるようになるか?
・どういう使い方をしたらその商品の良さが最大限引き出されるか?
・長く大切に使うことができるか?
・そのためにお手伝いできることは何か?

 

といった風にお客様により近づいて行くことが大切になってきました。

ここで理解しておいて欲しいのは、縦の時代のように
トレンドの最先端であることや洗練さがいらなくなったかというとそうではありません。

それらは”当たり前”になったんです。

 

トレンドにのっていること、スタイリッシュであることはクリアーしていて当然なんです。
その上で、もっと私たちに提供できる価値はありませんか?と歩み寄って

信頼を築いていくのがこれからの横の時代です。

 

 

縦の時代の崩壊

 

少し前までは縦の時代で、縦の関係が通用していたのに
それが通用しなくなったのは、一体何が変わったのか?

これは実例がわかりやすいと思うので事例を紹介して説明します。

これは僕のお世話になっているコンサルタントの先生のところで実際にあった話です。

 

ある歯医者さんからの相談で、「お客さんとうまくコミュニケーションがとれないんです」というものでした。
その歯医者さんから聞いたエピソードはこうでした。

 


 

(ある歯医者さんのお話)

ある時、患者さんの親知らずの抜歯の手術をしたんです。

その患者さんの親知らずの生え方は変わっていて、
歯の向きが横になって生えてしまっていたので
歯を切って、歯を割ってから、取り出すという特殊で難しいものでした。

 

それでもその手術は無事に終わり、うまく抜歯することができました。
ただ、術後すぐは血が結構出る恐れがあるので

「その日1日は、安静にしてお風呂にも入らないでくださいね」 とお伝えしました。

それでも、もし血が出てはいけないので「もしもなにかあったら連絡してくださいね。」
と言って、夜でも連絡できるように自分のプライベートの携帯番号を渡しました。

患者さんも「わかりました。」といって、帰って行かれました。

 

・・・その日の晩遅く、携帯が鳴りました。その患者さんからです。
電話に出て、患者さんからの第一声はこうでした。

 

 

「あんた!なんてひどい治療をするんだ!!!!」

 

 

 

もうすごい勢いのクレームの電話です。どうやら血がたくさん出てしまったようなので

とにかく一旦落ち着いていただいて、どんな状況かを順番に聞いていきました。

・・・すると、あれ?なんかおかしいぞ。と思いました。
刺激を与えていなければそんなに大量に出血するはずないのになあ。。。
まさかとは思って、恐る恐る患者さんに尋ねてみました。

「あの、もしかして、、、お風呂に入りませんでしたか?」

すると、その患者さんは

 

 

「入りましたよ!!!!」

 

 

と答えました。

「あの、僕お風呂に入らないようにお伝えしたと思うんですけど、、、。(困)
お風呂に入って血の循環が良くなったせいで血がでているのがひとつの原因だと思います。」

すると患者さんは言いました。

 

 

「そんなこと言ったって、ネットで調べたら、
親知らず抜いてもお風呂に入っていいって書いてあったんですよ!!」

 


 

 

 

・・・これは本当にあった実際の話です。

これでそのお医者さんは「患者さんとうまくコミュニケーションがとれないんです。」
といって、相談にこられました。

なぜこんなことが起こったのか??

 

関係性が変わったからです。

 

 

昔は【縦の時代】だったので、
【お医者さん】という立場の人に、【患者さん】という立場の人は従うものでした。

【医者】という威厳によって、言った通りにしてくれたんです。

 

 

 

(図示1)縦の時代の関係性

【お医者さん】立場・威厳



【患者さん】従う者

 

 

 

 

でもこれが今は【横の時代】になっているので、【お医者さん】と【患者さん】は並列です。

【医者】の立場や威厳だけでは通用しないのです。
この患者さんの中では、医者の言うこともネットの情報も同並列なんです。

どっちを信じるかは、信頼関係の問題です。
この患者さんの場合は、ネットの情報を信用したからお風呂に入ってしまったんです。

 

 

(図示2)横の時代の関係性

【お医者さん】 ⇄ 【患者さん】 ⇄ 【ネットの情報】

 

 

だからこれは、コミュニケーションや伝え方の問題ではなく

日々の信頼関係の問題なんです。

今までの【縦の時代】は医者という立場だけで患者さんは言うことを聞いてくれたけれども
これからの【横の時代】はそれに加えて日々の信頼も積み重ねないと患者さんは聞いてくれないのです。

だから日頃から患者さんに話をきいてもらえるように信頼をコツコツと積み上げていくしかないのです。

 

 

これが、アパレルのブランディングでも全く同じです。

【縦の時代】

・いかに洗練されてスタイリッシュか?
・最先端のトレンドか?
・普通とは違ってかわいい(かっこいい)か?

 

というだけではお客様はもう魅力を感じてくれません。
そんなことは当たり前、他と同じ、とみなされてしまうんです。
これだけではファストファッションと何も変わらないんです。
そういった縦の時代の要素に加えて、

【横の時代】では

・その商品をうまく活用するにはどうしたらいいか?
・長く大切に使うケア方法は?
・他の商品とうまく組み合わせる方法はどう考えたらいいか?

 

といったことを日頃から寄り添ってお伝えしていきながら
少しずつ信頼関係を構築していくことが
そのブランドにしかない、他とは違うそこだけの魅力になります。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

この時代の変化を理解して、ブランディングや事業の方向性を定めていかないと
これからの時代は絶対に生き残っていけません。

 

もし、会社やブランドの方向性が縦の時代のままいってしまっているのであれば、

スタッフみんなでもう一度自分たちのあるべき方向性を考え直してみてください!!

 

 

P.S.

【横の時代】を生き残るためのキーワードは【教育産業化】です。

 

この教育産業化に関しては、とてもこの記事だけでは伝えきれないので

また別に記事でお伝えしますね!

それでは!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

HAYATO

 

 

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