フリーランスの光と闇
こんにちは、イチハヤです。
昨日、ぼくが主催してるオープンカレッジ内でいろいろ話をしていて、
フリーランスのリアルな悩みとか、結構突っ込んだ話までしていました。
そこで僕なりに思うところがあったので今日はそれについてお話ししますね。
フリーランス業界の現状
まず、いまこのフリーランス業界って20代から30代くらいの比較的若い人たちが多い業界で、
雰囲気的にもノリが良くてライトな感じなんですよね。
インフルエンサーって言われる有名な人もだいたい若い人で、
身近な感じがするから親しみを感じて「自分にもできそう!」って思えるんだと思います。
そこで言われていることはだいたい、
会社に縛られずに自由に働こう!遊びを仕事にしよう!
とか楽しそうなんですよね。
で、楽しそうだし自分もそうなりたい!と思って
多くの人がフリーランスの業界に足を踏み入れるんですね。
実際に会社を辞めて一歩踏み出してみると、確かにそこは自由で楽しい世界が広がっているわけなんですよ。
フリーランスの闇
でも、一方で自由というのは弱肉強食な世界でもあるんですよね。
自分の実力がモロに問われる世界です。
その中で生きていこうと思ったら、当然勉強も必要だし、行動も必要だしってことで
慣れるまではけっこう苦痛を伴うんですよ。
それを乗り越えた先にはたしかに時間や場所にとらわれない、
自由で楽しいライフスタイルが送れるようになるんです。
でも、やっぱりその前段階で壁はあるんですね。
そこに「とにかく自由で楽しそう〜!」という気軽な気持ちだけで入ってきちゃうと、
この最初の壁に挫折しちゃう人が本当に多いんですよね。
結局、有名になってる人たちは楽しいところだけを見せてくれて、苦しいところは見せてないんですよ。
だってその方がみんなシェアして拡散してくれるし、有名になれるじゃないですか。
だからどうしてもそういうリアルな悩みっていうのはオモテにはあまり出てこないんですよ。
僕はずっとそこに違和感があって。
だって、もったいないじゃないですか。
せっかく自由への第一歩を踏み出したのに、すぐに挫折して諦めちゃうなんて。
闇を抜け出し、自由へ
僕は会社員をやりながら5年間副業として、自分でビジネスをゼロから勉強してきました。
最初の3年間は成果も出なくてとにかく悩みまくってジタバタやってたんですよ。
最初の壁を越えるのに悪戦苦闘してました。
でもあるきっかけで3年目の途中から成果が出始めて、4年目でコンサル指導を始めて、
5年目で利益が爆発して、教えた人にもどんどん結果を出してもらえるようになりました。
そこで初めて「絶対に自分はここでやっていける!」という自信がついたので、会社を辞めて独立しました。
今でこそ自分のやりたことを仕事にして、時間・場所・お金・にもとらわれずに自由に生活できていますが、
ここまで来るのに5年かかりました。
まあさすがに僕の場合は遅すぎるってのはあるんですが(笑)
なんのためにこんなに苦労しているんだろう?
フリーランス1~2年目の人たちの相談に乗ってても、ほとんどみんなこんな感じなんですね。
いまいち収入が安定しない、やっぱりバイトしようかな、再就職しようかなって。
だけどそんな話を聞いた時、
僕がここまで歩んできた苦労は、このためにあったんだなって思っています。
悩んでる人の相談に乗った時に、
「あ〜その気持ちわかる!」「あるあるそういう時!」っていうことのオンパレードなんですよ
だからこそ、そこの苦労もわかるし、乗り越え方もわかる。
ああ、このためにこれまで自分は苦労してきたんだなって。
だって、センスや気合いで乗り越えた人にはこれってわからないじゃないですか。
僕がこの業界を見ていて思うのは、いまインフルエンサーとして有名になってる人はだいたい、
自己流で道を切り拓いてきた人たちで、クリエイティブな人なんですよね。
それはもちろんすごいことなんですけど、他人がそのまま真似できるものじゃないんですよ。
あくまでそれは「個人的な体験談」であって、「一般的な成功ルート」ではないんです。
一般的な成功ルートのことは、「グランドセオリー」とも言います。
いまこの業界では、グランドセオリーを語れる人はほとんどいません。
だから、僕はそういう人の力になりたいと思って、
グランドセオリーを伝える講座を作って、人を育てることに力を入れています。
ビジネスって一度ある程度わかってしまえば、自分が結果を出すのはそんなに難しくないんですよ。
月収100万とかって今は全然難しい世界じゃありません。
それよりも人に教えて、その人にも結果を出してもらうことの方がはるかに難しいです。
だからこそ今の僕にとっては、自分が教えた人が結果を出してくれるのが一番楽しい瞬間なんです。
「ついに結果出せました!」「ハヤトさんのおかげです!」「やっと長いトンネルから出られた気分です!」
こういう報告をもらえた時、僕は本当にこの仕事をやっていてよかったなあと思います。
稼ぐ力と、教える力
さっき、この業界にはグランドセオリーを語れる人がほとんどいないと言いました。
つまりそれは、
「自分でお金を稼ぐ力」 と 「人に教える力」
この2つは全く別物のスキルだということなんです。
英語を勉強しようと思った時に、アメリカ人全員が英語を教えるのがうまいか?
といったらそんなことないですよね。
いまこの業界では自己流でうまくいった人、つまり「自分でお金を稼ぐ力」のある人が
オンラインサロンを作って、そこにたくさんの人が入っていくというのが流行っています。
だけどその人が「教える力」を持っているかどうかはまた別の話です。
僕も実際に複数のサロンに入って中がどうなっているのか見てみたんですが、
サロンオーナーが自分の成功事例を語って、フリーランスへの1歩目の背中を押すのはうまいんですけど、
だいたいそのあとは「自分なりに頑張りましょう」で終わりなんですよ。
あとはなんとなく仲間意識でやってるサークルみたいな感じなんですね。
サロンに参加した人たちは、憧れのインフルエンサーとも仲良くなれたし、サロンで仲間もできたし
まあなんとなく楽しいっちゃ楽しいかな。
みたいな、だいたいこんな感じです。
(こんなこと言ったらいろんな方面から怒られそうですが。)
でも実際、踏み出してから2歩目、3歩目・・・それ以降のステップの指導はほとんどできないんですよね。
なぜならこの辺りからはグランドセオリーとしての「教える力」がないと難しいんです。
結局、ほとんどの人はこの壁を超えられないから、挫折して諦めていきます。
僕はそうやって諦めていく人をたくさん見てきました。本当にもったいない。
だからこそ、やっぱりこの2歩目、3歩目もキチンとアシストしていきたい。
自分が5年間失敗を繰り返し、コンサル指導経験の蓄積によって、
体系化したグランドセオリー、と「教える力」があります。
それをこの人たちのために使いたい。
2歩目、3歩目・・・そして
一応、誤解のないように付け加えておきますが僕は1歩目をアシストしてくれるオンラインサロンの存在はとても意味があると思っています。
自由へと踏み出す偉大なる第一歩です。それを踏み出す勇気を与えてくれる素晴らしい環境だと思います。
だけど、1歩目で終わっていてはいけない。
そのために今度は「教える力」のある人が次の道を示していかないといけないと思っています。
それはもしかしたら、華々しい話や、耳心地の良い話だけではないかもしれません。
時には、なんて自分は無力なんだ・・・と厳しい現実を突きつけられることもあるかもしれない。
だけど、だからこそリアルなんです。
そしてそれを乗り越えた先にこそ、本当の自由があるのだと僕は信じています。
僕はそのことを証明したい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いま、僕のオープンカレッジでは仲間を募集しています。
興味のある方はTwitter(@HAYATONIQ)までDMをください。